日本通運・木南了選手　監督のミスをカバーしたベテランの一振り

第94回都市対抗野球大会南関東2次予選・第1代表決定戦（4日、千葉・ZOZOマリンスタジアム）

○日本通運9―2Honda●（日本通運は9年連続48回目の出場）

　都市対抗予選の厳しさをよく知るベテラン捕手の一振りが勝利を決定付けた。

　同点で迎えた八回裏、日本通運は1点を勝ち越したが、緊迫した試合に沢村幸明監督は「犠打で1点でもいいから追加点がほしい」。1死満塁から、期待に応えたのは日本代表経験もある9年目の木南了だ。

　「追い込まれる前に打てる球はとにかく積極的に狙おう」。…