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「あたいはやっちょらん」。捜査段階から44年間、無実を訴えてきた叫びはまたも司法に届かなかった。1979年に鹿児島県大崎町で男性(当時42歳)の遺体が見つかった「大崎事件」の第4次再審請求で、福岡高裁宮崎支部は5日、殺人罪などで懲役10年が確定し服役した原口アヤ子さん(95)の再審開始を認めなかった。原口さんは15日で96歳。「裁判所はいつまで無実の罪を押しつけるのか」。弁護団や支援者は憤りをあらわにした。
午前11時過ぎ、裁判所から駆け出してきた弁護士が「不当決定!」と書かれた紙を掲げると、集まった支援者から「ふざけるな!」と怒号が上がった。
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