日立製作所、5年ぶりに本大会出場逃す　都市対抗北関東2次

　第94回都市対抗野球大会（毎日新聞社、日本野球連盟主催）の北関東2次予選は6日、茨城県の日立市民球場で第2代表決定戦があり、日立製作所はSUBARU（太田市）に延長十一回タイブレークの末、7―8でサヨナラ負けし、5年ぶりに本大会出場を逃した。

　日立製作所は第1代表決定トーナメント1回戦で、「ミスター日立」の田中政則選手の2本塁打の活躍などで茨城ゴールデンゴールズに18―0で七回コールド勝ち。準決勝は右のエース・青野善行投手が10安打を浴びながらも完投し、エイジェックを5―1で降した。

　第1代表決定戦では茨城県のライバル・日本製鉄鹿島（鹿嶋市）と対戦。同点の九回表2死走者なしから決勝点を許し、2―4で敗れて第2代表決定戦に回っていた。【玉井滉大】