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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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「ウクライナ軍が反転攻勢失敗でダム破壊」 ロシア国防相が主張

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決壊したウクライナのカホフカダム=2023年6月6日、提供動画から・ロイター
決壊したウクライナのカホフカダム=2023年6月6日、提供動画から・ロイター

 ロシアのショイグ国防相は6日、ウクライナ南部ヘルソン州にあるカホフカ水力発電所のダム決壊について、ウクライナ軍によるテロ行為だと非難した。ウクライナ軍が反転攻勢に失敗した結果、ロシアが同州で侵攻してくるのを防ぐ狙いでダムの破壊に及んだと主張している。

 ショイグ氏は6日に出した声明で「本日未明にキエフ(ウクライナ)の政権は新たなテロ犯罪を実行した」と指摘。ウクライナ軍がカホフカダムを破壊した結果、下流地域に洪水を引き起こしたとしている。

 ここ数日のロシアは、ウクライナが4日から東部ドネツク州で反転攻勢に出てきたが、ロシア軍により撃退されたと主張してきた。そのうえで今回のダム決壊に関し「ロシア軍が(ヘルソン州で)攻撃に転じることを防ごうとして、キエフの政権が転覆行為を実行した」(ショイグ氏)との議論を展開している。

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