逆転3ランJR西の桜井涼　一発に潜む「運命のいたずら」と読み

第94回都市対抗野球大会中国2次予選・第2代表決定戦（7日、岡山・マスカット）

○JR西日本7―1シティライト岡山●（JR西日本は2年連続6回目の出場）

　表面的にはごく一般的な逆転3ラン。しかし、JR西日本の主将・桜井涼が四回に放った一発には、計算と、運命のいたずらが潜んでいた。

　試合後のヒーローインタビューで、本塁打の瞬間を振り返った桜井は「特に何も（特定の球種は）狙っていなかった」と興奮しながら語ったが、実は違った。冷静になった後の取材で、「本当は真っすぐだけに絞…