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同性婚訴訟 名古屋の原告「悲しく、悔しい」 法制化加速に期待

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同性婚訴訟の判決を受け、福岡地裁前に集まる原告ら=福岡市中央区で2023年6月8日午前11時43分、吉田航太撮影
同性婚訴訟の判決を受け、福岡地裁前に集まる原告ら=福岡市中央区で2023年6月8日午前11時43分、吉田航太撮影

 同性婚を認めない現行制度は憲法24条2項に違反する状態だとした8日の福岡地裁判決について、名古屋訴訟の原告の一人、鷹見彰一さん(30代、仮名)は「内容を見ると悲しく、悔しい気持ちです」と受け止めた。

 ただ、全国5地裁で起こされた同種訴訟のうち、4地裁が「違憲」または「違憲状態」としたことには「『このままではダメ』という司法判断を下したのは事実」と評価し、国会での法制化に向けた議論が加速することを望んだ。

 法的に家族と認められない同性カップルらが病院で面会を認められないケースもある。鷹見さんは「今日明日、パートナーとの死別が迫っていて不安を抱えている人もいる。自分のジェンダーや性的指向を認識して不安になっている人もいる」とし、待ったなしの対応が求められていると改めて訴えた。

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