王子が代表権　敗れた西濃運輸は第5代表決定戦へ　都市対抗東海

　第94回都市対抗野球大会（毎日新聞社、日本野球連盟主催）の東海2次予選は8日、愛知・岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで第4代表決定戦があり、王子（春日井市）が延長十回タイブレークの末、西濃運輸を5―4で降し、4年ぶり18回目の本大会出場を決めた。西濃運輸は第5代表決定戦に回る。9日は悪天候が予想されるため開始時間を2時間遅らせ、正午から第6代表決定トーナメント4回戦のJR東海―日本製鉄東海REX、午後3時から第5代表決定戦の東海理化―西濃運輸が行われる。【森野俊】

　王子は六回、前田滉平の適時打で同点とし、タイブレークの延長十回に細川勝平の犠飛でサヨナラ勝ちした。若林優斗と近藤均、高島泰都の救援陣がいずれも無失点と好投した。西濃運輸は一回に小中健蔵の2点適時二塁打などで3点を先取。序盤を優位に進めたが、四回以降は2安打にとどまった。