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LGBT法案 衆院内閣委、修正案を賛成多数で可決

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「LGBT」法案が賛成多数で可決された衆院内閣委員会=国会内で2023年6月9日午後0時43分、竹内幹撮影
「LGBT」法案が賛成多数で可決された衆院内閣委員会=国会内で2023年6月9日午後0時43分、竹内幹撮影

 LGBTQなど性的少数者への理解増進を目的とする議員立法「LGBT理解増進法案」が9日、衆院内閣委員会で審議入りし、与党が提案していた条文案に日本維新の会、国民民主両党の主張を取り入れた修正案が自民、公明、維新、国民民主の4党などの賛成多数で即日可決された。修正案は与党案が「性同一性」、立憲民主、共産、社民の3党案が「性自認」としていた表現を、英訳した「ジェンダーアイデンティティ」に置き換えるなどしたもの。立憲、共産、れいわ新選組の各党は修正案に反対したが、13日の衆院本会議で可決、参院に送付される見通しで、21日の今国会会期末までに成立する公算が大きくなった。

 修正案には、維新、国民民主案に入っていた「全ての国民が安心して生活することができることとなるよう、留意する」との規定も盛り込み、「政府は、その運用に必要な指針を策定する」と付記した。法制化で女性の権利が侵害されかねないと懸念する自民保守派などに配慮した。

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