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東日本大震災から12年。あの日、津波にのみ込まれ、制御不能になった東京電力福島第1原発と対峙(たいじ)した人々を史実に基づきドラマ化した「THE DAYS」がネットフリックスで独占配信されている。主演は、カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した役所広司(67)。当時の吉田昌郎所長(故人)を演じ、「もう一度あのときの恐怖、実際に起きた出来事を伝えるのが僕たちの仕事」と語る。
オファーをもらった当初は、「躊躇(ちゅうちょ)しましたね」と明かす。「まだ生々しい記憶があって、実際にふるさとをなくした人、けがをした人、亡くなった人がいる中でドラマにして大丈夫だろうか」という不安があったという。その背中を押したのは、企画、脚本を手掛けた増本淳プロデューサー(47)の言葉だった。「事故当時何が起きていたのかを、できるだけ正確に伝えたい。廃炉に向けた作業の過程を発信し続けたい」。…
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