2大学「落研」初の合同寄席 熱い高座の早慶戦 /東京

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「第一回早慶合同寄席」の出演者とスタッフら=いずれも新宿区で
「第一回早慶合同寄席」の出演者とスタッフら=いずれも新宿区で

慶大 客席を巻き込み/早大 きっちり、正統派

 どちらも約70年の歴史がある早稲田大と慶応大の落語研究会による「第一回早慶合同寄席」が、新宿区の早大・戸山キャンパスで開かれた。

 早大の落研は1948年、落語の鑑賞を目的に誕生した。日本最古の歴史を誇り、OBに俳優の故小沢昭一さんらがいる。一方の慶大は54年に創部。学生が実演するようになった日本初の落研を自負し、落語家・立川談慶さんらを輩出した。

 新型コロナウイルス禍で両校共に入部者が落ち込んでいたことから合同寄席の機運が生まれ、野球の早慶戦の時期に近い6月上旬に開催した。それぞれ三十数人のメンバーの中から、3人ずつが高座に上がった。創設者の大隈重信や福沢諭吉をくすぐりに入れるなどの工夫も見られた。

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