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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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ウクライナ・ゼレンスキー大統領、反転攻勢「進行中」と初めて言及

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攻撃を受けて炎上する戦闘車両。ロシア国防省は、ウクライナ軍のものと発表している=2023年6月9日に露国防省が公表した映像から、AP
攻撃を受けて炎上する戦闘車両。ロシア国防省は、ウクライナ軍のものと発表している=2023年6月9日に露国防省が公表した映像から、AP

 ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は10日、領土奪還を目指す反転攻勢について「進行中だ」と初めて明らかにした。ロイター通信が報じた。ゼレンスキー氏は記者団に反攻と防衛の作戦が実施されていると述べた一方、作戦がどの段階かは明かさなかった。英BBCによると、ウクライナ軍は過去数週間にわたり反攻に向けた準備を加速させ、今月5日ごろから露軍占領地域への進入を試みているという。ウクライナ政府はこれまで、反転攻勢の開始を宣言しないと表明していた。

 ウクライナの前線では9日、南部ザポロジエ州の露軍占領地域で両軍の激しい戦闘が続いた。交戦があったのは、同州中部のオリヒウとトクマクの間で、トクマクは同州の要衝メリトポリなどにつながる拠点という。同州では露軍占領地域に北方から進入し、東西に分断する狙いとみられる。

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