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「ラストマン―全盲の捜査官―」(TBS系)は、「間違いない」ドラマだ。福山雅治と大泉洋は、今回の共演によりさらに輝きを増している感がある。作品のキャッチコピーは、「ふたりなら、無敵。」だが、言い得て妙だ。彼らが日ごろから深い絆で結ばれていることは、ファンならずともよく知られているところだが、福山がクールでユーモラスな鉄板の持ち味を前面に出しているのに対し、大泉の方は普段の明るさを少々控えめに演じているのがとてもいい。
交換研修生として日本に来た、全盲FBI特別捜査官・皆実広見(福山)と、東大法学部卒ながら、ノンキャリアの道を進んだ警視庁の警部補・護道心太朗(大泉)がバディーを組んで、難事件を次々に解決に導く物語だ。黒岩勉の脚本がよく練られていることもあり、視聴者は安心して身を預けられる。ゆったりくつろいで楽しめる「日曜劇場」らしい内容だ。福山の代表作のひとつ「ガリレオ」(フジテレビ系)シリーズの主人公・湯川学…
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