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ヘルシンキ大講師・朴沙羅さんが感じた戦争 みんなの国家、だから「守る」

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フィンランド・ヘルシンキ大講師で社会学者の朴沙羅さん=京都市上京区仕丁町の京都ブライトンホテルで2023年7月20日、鈴木英生撮影
フィンランド・ヘルシンキ大講師で社会学者の朴沙羅さん=京都市上京区仕丁町の京都ブライトンホテルで2023年7月20日、鈴木英生撮影

 ロシアの隣国、フィンランドに京都市生まれの社会学者がいる。ヘルシンキ大講師の朴沙羅さん(39)。ムーミンや北欧デザインの印象が強いフィンランドは、意外に軍事的な国だ。両親が社会運動の活動家という朴さんは、ウクライナで戦争が始まってから何を感じてきたのか? 一時帰国中の彼女に会いに、そうだ京都、行こう。

 祇園祭でにぎわう7月半ばの午後。京都府庁近くのホテルのラウンジに朴さんがいた。京言葉のマダムたちがよもやまばなしに花を咲かせる横で、開口一番「フィンランドで考え方が変わりました。特に国家と戦争について」。

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