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滋賀の湖東地域に唯一残る“街の銭湯”として惜しまれながら2019年に廃業した滋賀県彦根市中央町の「山の湯」で11日、古本・レコード市が始まる。番台を隔てて女湯が古本、男湯がレコードというユニークなフォーメーションで、全国から計22の古本店、レコード店が参加。明治時代から続いたレトロな銭湯が、懐かしの音と活字の世界に彩られる。14日まで。
「山の湯」は1879(明治12)年、彦根のキリスト教会の草分け、三谷岩吉が高齢者らの職づくりのため創業。通常の湯船の他、彦根城の元御典医から成分を伝授されたという薬湯も備えて親しまれていた。しかし、時代の波で常連客も減り、約140年の歴史に幕を下ろした。建物は現在も、ほぼ営業当時のまま残っている。
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