- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

浦安市で7月、コロナ禍で自粛していた「うらやすドキュメンタリー映画祭」を4年ぶりに復活させた。9回目となる今回は、2日間に分けて計8作品を上映した。
「熱心な人は朝から4作品を見て、アンケート用紙に感想をぎっちりと書いてくれます。毎回赤字ですが、単発の上映会と違って、お客さんの熱を感じますね」
本業は、映画の配給や宣伝などをする会社「きろくびと」の代表。映画祭は、市民活動として取り組んでいる。
会社員をしながら、好きな映画の学校に通い、配給や宣伝などの勉強をしてきた。社会問題に関心があり、ドキュメンタリー映画なら、自分らしさを出せると思った。転勤の関係で浦安市に住むようになり、地元の人たちに優れたドキュメンタリー映画を紹介したいと、2006年に初めての上映会を開いた。しかし、知り合いもなく、閑古鳥が鳴いた。2回目の上映会の時、あまりの窮状を見かねた観客2人が3回目から手伝ってくれるよう…
この記事は有料記事です。
残り444文字(全文843文字)