正恩氏、軍近代化の意欲前面 過去最長6日間のロシア訪問終える

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ロシア訪問日程を終えて帰途につく北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記ら=露極東ウラジオストクで2023年9月17日、朝鮮中央通信・朝鮮通信
ロシア訪問日程を終えて帰途につく北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記ら=露極東ウラジオストクで2023年9月17日、朝鮮中央通信・朝鮮通信

 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は18日、ロシアを公式訪問していた金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が、ロシア極東ウラジオストクを17日に専用列車で出発し、帰途についたと報じた。金氏はプーチン露大統領との会談場所だったボストーチヌイ宇宙基地をはじめロシア各地の軍事施設を重点的に視察。10月にはロシアのラブロフ外相が訪朝、11月には平壌で露朝政府間委員会を開催する予定で、両国は軍事・経済面での協力関係を加速させていくとみられる。

 同通信は、今回の訪問について「朝露関係の強化発展に新たな転換的局面を開いた」と評価した。金氏のロシア滞在期間は12日からの6日間。韓国メディアによると、金氏が最高指導者として外遊を始めた2018年以降、過去最長で、金氏が今回の訪問を特に重視したことがうかがえる。

 金氏は、ロシア訪問前、…

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