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台湾国防部(国防省に相当)は18日、同日午前6時までの24時間で中国軍機延べ103機が台湾周辺の空域で活動したと発表した。今年4月に蔡英文総統が米国のマッカーシー下院議長と会談した後に確認された延べ91機などを上回り、近年では最多という。うち40機が台湾が主張する台湾海峡の中間線を越え、軍艦延べ9隻も確認された。
国防部の発表によると、活動が確認されたのは戦闘機スホイ30や殲(せん)16、空中給油機など。殲16や早期警戒機は台湾本島の西部の空域で中間線を越えて反時計回りに飛行し、南東空域まで進出した。17日にも延べ20機が中間線を越えて中国本土から離れた台湾南部の空域まで飛行していて、遠海での長距離飛行訓練を行っている可能性がある。国防部は「台湾海峡と地域の安全に対する重大な挑戦だ」と非難した。【台北・林哲平】