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インサイド霞が関

財政、社会保障、インフラ整備…。政府の政策立案過程を現場記者が追い、首相官邸・永田町からの要望や中央省庁間の駆け引きなど、隠されたファクトに迫る

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骨太の方針 首相官邸の意向で消えた「幻の記述」

首相官邸=東京都千代田区で2023年1月11日午前10時44分、竹内幹撮影
首相官邸=東京都千代田区で2023年1月11日午前10時44分、竹内幹撮影

 21日夕に閣議決定される「骨太の方針」。政府の経済財政運営の指針となるもので、霞が関の各省庁は実現したい政策の明記を目指す。ただ今回、国民生活に大きな影響を及ぼしかねない制度の見直しに関する記述が、首相官邸の意向で記載が見送られた。それでも実現は不可避とされる「幻の記述」の中身とは。

 骨太の方針は毎年6月に取りまとめられ、翌年度の予算編成など政権の重要課題の方向性が記される。通例は4~5月ごろからたたき台の作成が始まり、各省庁は実現したい政策をまとめた「短冊」と呼ばれる文書を作成。内閣府に提出し、首相官邸や与党との調整を経て閣議決定を迎える。

 少子高齢化の進展により、社会保障費の抑制は厚生労働省の重要課題だ。省内での検討の結果、…

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