混乱続く「2馬力」本則記載なし 警戒やめられない公選法改正案

選挙ポスターに品位保持規定を新設する公職選挙法改正案を衆院に提出する自民党の逢沢一郎選挙制度調査会長(右から3人目)ら与野党の議員たち=国会内で2025年2月20日午前9時31分、平田明浩撮影
選挙ポスターに品位保持規定を新設する公職選挙法改正案を衆院に提出する自民党の逢沢一郎選挙制度調査会長(右から3人目)ら与野党の議員たち=国会内で2025年2月20日午前9時31分、平田明浩撮影

 与野党は20日、選挙ポスターに品位保持規定を新設する公職選挙法改正案を衆院に提出した。選挙中のSNS(ネット交流サービス)利用や、他候補の当選を目的に立候補する「2馬力」行為については「必要な措置を講じる」と付則に盛り込んだ。今後、具体策の検討が本格化する。参院選などの大型選挙が夏に迫る中、国会は実効性のある対策を打ち出せるのか。

 2024年7月の東京都知事選で「掲示板ジャック」に直面した選挙管理委員会からは「有権者が投票先を判断できる掲示板になる」と改正案に期待する声が上がる。一方、兵庫県知事選で問題になった「2馬力」の選挙運動は法案の本体部分に当たる「本則」に入らず、やまない混乱に知事らが速やかな対策を求めている。

 都知事選では政治団体「NHKから国民を守る党」が関連団体も含めて24人を擁立して掲示板の枠を確保し、一定額を寄付した人に「販売」。動物や候補者以外の人物などのポスターが掲示板を埋め尽くすように張られ、中には風俗店の広告もあった。

 都選管には…

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