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みんなの高校ラグビー

高校ラグビーの聖地・花園を目指す選手たちの姿、支える人々の思い、3年間の成長をつづります。

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ラグビー創部4年 佐賀の「ワセダ」が実力で挑む初の選抜大会

選手に語りかける早稲田佐賀の山下昂大監督=佐賀県唐津市で2025年3月10日午後5時35分、林大樹撮影
選手に語りかける早稲田佐賀の山下昂大監督=佐賀県唐津市で2025年3月10日午後5時35分、林大樹撮影

 第26回全国高校選抜ラグビー大会に早稲田佐賀が初出場する。創部4年の若いチームだが、ラグビー熱の高い佐賀県と九州で、強豪校との対戦を積み重ねて経験値を増やしてきた。15人制では初の全国の舞台に佐賀の「ワセダ」が挑む。

「実力で全国へ」

 玄界灘の西側にある佐賀県唐津市の中心部にその「ワセダ」はある。早大創設者、大隈重信の出身地が佐賀県だったことにちなんで2010年に開校した。

 ラグビー部の創設は21年4月と歴史はさらに浅いが、練習環境は整いつつある。生徒は授業後、学校から自転車で十数分の所にある専用グラウンドへ向かう。グラウンド入り口にはラグビー部のロゴの入った自動販売機があり、ゴールポストのカバーにも早稲田の文字が入る。随所に「アカクロ」イズムが感じられる。

 創部からチームを率いるのが山下昂大監督(35)。北九州市出身で、早大ラグビー部や、トップリーグ(現リーグワン)のコカ・コーラレッドスパークス(21年末に解散)で主将を務めた青年監督だ。「佐賀から実力で全国大会を目指す」と、自らボールを使って技術を伝えている。

 チームの最終目標は全国高校ラグビー大会出場だが、県内には全国大会常連校の佐賀工という壁がある。一方で、選抜大会は九州から複数のチームが出場できる。そこで、まずは全国の舞台に立つことを目指し、九州各県の強豪校などと練習試合を行って強化を図ってきた。佐賀工などに大敗することも多かったが、今年2月の全九州新人大会Aパートの3位決定戦で鹿児島実に勝利し、悲願の出場切符をつかんだ。佐賀工とともに選抜大会へ佐賀から初めて2校が出場する。

 現在の部員は選手28人とマネジャ…

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