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第26回全国高校選抜ラグビー

第26回全国高校選抜ラグビー大会(3月22日~31日)の特集ページです。公式サイト「HANAZONO LIVE」で全試合をライブ配信します

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九州の「アカクロ」早稲田佐賀、強み生かし初勝利 選抜高校ラグビー

【札幌山の手-早稲田佐賀】前半終了間際、左サイドを疾走してチーム2トライ目を挙げた早稲田佐賀のSH栗原樹(右)=埼玉・熊谷スポーツ文化公園で2025年3月25日、角田直哉撮影 拡大
【札幌山の手-早稲田佐賀】前半終了間際、左サイドを疾走してチーム2トライ目を挙げた早稲田佐賀のSH栗原樹(右)=埼玉・熊谷スポーツ文化公園で2025年3月25日、角田直哉撮影

第26回全国高校選抜ラグビー大会・敗者戦 ○早稲田佐賀26―21札幌山の手● (25日、埼玉・熊谷スポーツ文化公園)

 早稲田伝統の「アカクロ」を着用して初めて立つ春の熊谷。創部4年で選抜大会初出場の早稲田佐賀が持ち味を発揮して初勝利を収めた。

 早稲田佐賀がバックス、札幌山の手はFWと互いの強みを生かして伯仲した展開になり、一進一退の攻防が終盤まで続いた。早稲田佐賀は2点を追う後半29分、左右に大きくボールを動かしながらスペースを突き、相手陣深くまで進入し、最後は主将のNO8山崎圭介選手(2年)が防御網を破り逆転トライを決めた。

 「横の早稲田」の異名を持つ大学同様に、グラウンドを幅広く使った展開ラグビーで歓喜の瞬間を迎えて、CTB吉廻温真選手(2年)は「外側が空いている認識はチームで持っていた。どんどん展開して継続し、前進できた」と胸を張った。

全国高校選抜ラグビー大会で初勝利を挙げて喜ぶ早稲田佐賀の選手たち=埼玉・熊谷スポーツ文化公園で2025年3月25日、角田直哉撮影 拡大
全国高校選抜ラグビー大会で初勝利を挙げて喜ぶ早稲田佐賀の選手たち=埼玉・熊谷スポーツ文化公園で2025年3月25日、角田直哉撮影

 2021年4月創部。東福岡、早大、旧トップリーグのコカ・コーラ(21年末解散)でFWとして活躍した山下昂大監督が率いる。練習時間などは限られるが、判断力や技術を養う練習に注力してきた。

 山下監督の「原理原則を理解し、状況判断を磨く。それができれば小さい選手が大きい選手に勝つこともできる」との教えは、着実に浸透しつつある。

 「初全国」の今大会は初戦で花園王者の桐蔭学園(神奈川)に15―57で敗れたが果敢に挑み、2トライ。敗者戦は接戦を制した。

 「高校トップの接点の厳しさや運動量、質を学び、力が拮抗(きっこう)した相手に勝ちきることで自信もついた。全てがこの先の糧になる」と山下監督。同じ佐賀県内には佐賀工という絶対的な存在もいる。選抜での2試合の経験が、九州の「アカクロ」をさらなる高みに導く。【角田直哉】

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