「日本のアジア侵略 北海道開拓が起点」 「パレスチナ医療奉仕団」勉強会 札幌・アイヌ史研究者講演 /北海道

講演する平山裕人さん=札幌市中央区で、安味伸一撮影
講演する平山裕人さん=札幌市中央区で、安味伸一撮影

 小樽市の元小学校教員でアイヌ史研究者の平山裕人さん(66)が、「翻弄(ほんろう)されるアイヌの運命」と題して札幌市内で講演した。北海道の「開拓」は「日本のアジア侵略の歴史が始まる第一歩。先住民族の大地を奪っていった」と指摘。琉球王国の「処分」、韓国「併合」などの植民地化の起点となったことを強調した。

 平山さんはアイヌ民族について、17世紀には北海道、青森県、樺太南部、千島列島やカムチャツカ南部の広い地域に住んでいたが、その後に「アイヌの大地をロシアと日本が分割した」と説明。北海道では、「17世紀に和人が住んでいたのは松前藩があった松前半島だけ。和人が我が物顔で資源を取っていった。それに抵抗したのが『シャクシャインの戦い』(1669年)だった」と解説した。

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