アストラムライン6000系がラストラン 運転士「本当にありがとう」

運行最終日の朝、広域公園前駅に向かうアストラムライン6000系=広島市中区で2025年5月18日午前8時37分、佐藤賢二郎撮影
運行最終日の朝、広域公園前駅に向かうアストラムライン6000系=広島市中区で2025年5月18日午前8時37分、佐藤賢二郎撮影

 広島市中心部と郊外を結ぶ「アストラムライン」の初代車両「6000系」が18日、ラストランを迎えた。1994年の開業時から運行されてきたが、新型車両の導入で引退が決まった。広島市中区の本通駅でラストランの出発式があり、駆け付けた多くの鉄道ファンが最後の雄姿を見届けた。

 6000系は鋼製の6両編成で全長50・7メートル。車体は平和を象徴する山吹色で、広島の公共交通を支えてきた。2021年から軽くて丈夫なアルミ合金製の新型7000系に置き換えが始まり、最後の1編成が「ありがとう6000系」のラッピングをまとって運行していた。

6000系の営業最終列車に乗り込む人たち=広島市中区の本通駅で2025年5月18日午後5時57分、渡部直樹撮影
6000系の営業最終列車に乗り込む人たち=広島市中区の本通駅で2025年5月18日午後5時57分、渡部直樹撮影

 ラストランの運転士は、アストラムラインが開業した年に入社した金谷征治さん(50)。これまで約30年にわたって6000系のハンドルを握った。金谷さんは「車両によってブレーキや加速にクセがあり、騒音が少ない電車でした。『本当にありがとう。お疲れ様』と言いたい」とねぎらった。

 ラストランの出発式に父親と来ていた広島市安佐南区の小学4年、宇都宮礼陽(のりあき)さん(9)は「6000系は正面が丸っこいところと、ライトが下についているのがかっこよくて大好き。将来はアストラムラインを運転してみたい」と話していた。【川原聖史】

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