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季語刻々

  • 海の日のバケツに汲んで海の水

     ◆今 ◇海の日のバケツに汲(く)んで海の水 内田美紗 今日は海の日。海の日だと思うと、バケツに汲んだ海水がなんだか特別なものに見えるのだ。バケツの中が海になっ…

    (2018年7月16日 02:18)

  • 斗酒ありや日暮れて胡瓜刻む音

     ◆昔 ◇斗酒ありや日暮れて胡瓜(きゅうり)刻む音 尾崎紅葉 この夏はキュウリをいつになくよく食べた。それというのも、群馬県の知友から段ボールに詰めたキュウリを…

    (2018年7月15日 02:35)

  • 胡瓜噛む音続けよ半盲の母よ

     ◆今 ◇胡瓜(きゅうり)噛(か)む音続けよ半盲の母よ 伊丹三樹彦(みきひこ) 「半盲の母が、胡瓜を噛んでいる音に着目するあたりには、生なましい肉感がある」。以…

    (2018年7月14日 03:09)

  • 暗闇の眼玉濡らさず泳ぐなり

     ◆昔 ◇暗闇の眼玉(めだま)濡(ぬ)らさず泳ぐなり 鈴木六林男(むりお) この句を鑑賞した金子兜太は、若い純潔な肉体が、自分の意思を示した美しさ、それがこの句…

    (2018年7月13日 02:52)

  • いつの間に沖のつめたき浮輪かな

     ◆今 ◇いつの間に沖のつめたき浮輪かな 白石喜久子 浮輪に頼って泳いでいたら、いつの間にか沖に出ていて、足のあたりがひんやりした、という句。「沖のつめたき」が…

    (2018年7月12日 02:47)

  • 病みて日々百日草の盛りかな

     ◆昔 ◇病みて日々百日草の盛りかな 村山古郷(こきょう) 句集「西京」(1962年)から引いた。09年に京都で生まれた作者は、兄の影響で俳句に手を染め、石田波…

    (2018年7月11日 02:43)

  • リポビタンDの空壜夏の花

     ◆今 ◇リポビタンDの空壜(あきびん)夏の花 加藤かな文 水田光雄は「ドリンク剤の空壜が、夏の花の傍らに捨ててあるのは熱帯夜を連想する。季語のはたらきが絶妙」…

    (2018年7月10日 03:31)

  • 友の母われにやさしや青葡萄

     ◆昔 ◇友の母われにやさしや青葡萄(ぶどう) 村山古郷(こきょう) 高校時代、私にもこの句のような「友の母」がいた。よく泊まりに行った友の家には葡萄棚があり、…

    (2018年7月8日 02:59)

  • 葉陰より日の斑零るる青葡萄 吉井素子

     ◆今 ◇葉陰より日の斑零(ふこぼ)るる青葡萄(ぶどう) 吉井素子(そし) 青梅、青柿、青胡桃(くるみ)、青葡萄、青林檎(りんご)……。青のつく果物で季語になっ…

    (2018年7月7日 02:48)

  • 白南風の夕浪高うなりにけり

     ◆昔 ◇白(しら)南風(はえ)の夕浪(ゆうなみ)高うなりにけり 芥川龍之介 夕方は風がなくなる夕なぎの時間、とても蒸し暑い。だが、今日は例外で、白南風が高い波…

    (2018年7月6日 03:05)

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