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  • 片山由美子・選

    病棟の窓それぞれの後の月 鯖江市 木津和典 <評>入院病棟の窓ひとつひとつに病む人がいる。さまざまな思いを抱きつつ後の月を眺めていることだろうと、心を寄せる作者…

  • 西村和子・選

    はかどらぬ妻の片付け秋暑し 袖ケ浦市 浜野まさる <評>秋になったので家の内外を片付けようという気になったが、残暑に苦しめられてなかなか進まない。心理的な面も季…

  • 鷹羽狩行・選

    一本の道貫けり豊の秋 神戸市 中林照明 <評>見渡す限り黄金に揺れる稲穂の中に、まっすぐの一本の道が通っている。米どころの風景に、「貫けり」が気持ちよく響く。竹…

  • 小川軽舟・選

    零余子飯たつぷり炊きてふたりなり 東京 穂曽谷洋 <評>ふたりでは食べきれぬほど炊き上げた。零余子飯とはつましいが、迎えた季節を満喫しようとする心ばえがうれしい…

  • 小川軽舟・選

    ジオラマに見入る父と子火恋し 水戸市 砂金祐年 <評>鉄道模型の走る架空の町に見入る。そこに母がいないことと「火恋し」の季語が、父と子の境遇を想像させる。病室の…

  • 片山由美子・選

    蟷螂の一歩もゆづらざる構へ 北本市 萩原行博 <評>カマキリはその独特の形が滑稽(こっけい)味を誘うこともあれば威厳を感じさせることも。これは後者なので「とうろ…

  • 鷹羽狩行・選

    ひとところ仕掛花火に火のつかず 取手市 杉野寵児 <評>手花火ではない大仕掛けの花火だから、夜空いっぱいに開くのを期待していたのに……。これでは興ざめだ。子が見…

  • 西村和子・選

    公園の時計を落とし野分去る 新居浜市 今井忍 <評>具体的に現状を描写して、台風がどれほどの猛威をふるったかを表している。公園の草木はさぞ打ちひしがれているだろ…

  • 鷹羽狩行・選

    咲ききつて散ることのなき水中花 東広島市 村上春美<評>いったん咲くと散ることがない水中花。夏に涼しさをもたらしてくれるので、「散ることのなき」が引き立つ。肝心…

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