メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

詩歌の森へ

  • 人と言葉への信頼=酒井佐忠

     <母が家の寒紅梅をもらひきし>。山本洋子の最新句集『寒紅梅』(角川書店)の一句。母はとうにいないが、かつて母の家から根つきの紅梅の枝を切り、わが家の庭先に植え…

    (2018年9月17日 02:04)

  • 『塩の行進』のこころ=酒井佐忠

     春日いづみの最新歌集『塩の行進』(現代短歌社)を手にする。歌人は聖書翻訳にとり組む敬けんなクリスチャン。長く岩波ホール上映作品のシナリオ採録も続けてきた。すべ…

    (2018年9月11日 02:09)

  • 「海原」創刊号刊行=酒井佐忠

     「海原(かいげん)」創刊号(9月号)が刊行された。金子兜太の俳誌「海程」の後継誌である。「海程」が創刊されたときと同じように主宰誌ではなく同人誌形式として出発…

    (2018年9月3日 02:04)

  • 俵万智の『牧水の恋』=酒井佐忠

     <白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ>。よく知られた若山牧水の初期代表歌。牧水といえば酒を愛し旅に暮れた放浪の歌人として知られている。だが、そ…

    (2018年8月27日 02:05)

  • 虚子の戦後俳句史=酒井佐忠

     たとえば加藤楸邨に中村草田男ら人間探求派と呼ばれる俳人から飯田蛇笏や金子兜太まで、戦後俳句を高浜虚子はどのように理解していたか。草田男や兜太などの個々の論争は…

    (2018年8月20日 02:09)

  • 高浜虚子と原爆忌=酒井佐忠

     俳人の大久保白村(はくそん)の父、大久保武雄が編さんした『原爆の証言』の新版が北溟社から刊行された。父は初代海上保安庁長官から、のちに労働大臣も務めた政治家。…

    (2018年8月14日 02:05)

  • 「心の花」120年=酒井佐忠

     佐佐木幸綱の歌誌「心の花」が創刊120年になった。1898年(明治31年)、佐佐木信綱が創刊。俳句では「ホトトギス」が発行所を東京に移し高浜虚子による発行が始…

    (2018年8月6日 02:12)

  • ギリシア詩の神よ=酒井佐忠

     「私と詩との出会いは、古代ギリシアとの出会いだった」と語る高橋睦郎が、「いま生涯のテーマと取り組んでいる」ともらしていた詩集がついに完成した。『つい昨日のこと…

    (2018年7月30日 02:03)

  • 八戸からの発信=酒井佐忠

     <風紋に残す靴跡やませ寒(ざむ)>。青森県は八戸で俳誌「たかんな」を創刊して活躍する藤木倶子の句。「やませ」は北日本の太平洋岸に吹く冷たく湿った風のこと。句が…

    (2018年7月23日 02:05)

  • ついに「海程」終刊号=酒井佐忠

     ついに56年の歴史を閉じる俳誌「海程」終刊号が届いた。2018年7月、544号だ。<梅咲いて庭中に青鮫が来ている><人体冷えて東北白い花盛り>。日常の感覚から…

    (2018年7月16日 02:03)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 自民党総裁選 小泉進次郎氏、石破氏支持へ
  2. 安室さんコンサート 療育手帳提示で入場できず 返金へ
  3. 国立病院機構 大分医療センターで死亡した女性遺族が提訴
  4. 小泉進次郎・自民筆頭副幹事長 「モリカケやっぱりおかしい」 特別委設置求める
  5. 新潮45 最新号特集に批判拡大 「社内造反」に応援次々

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです