メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

  • 政治プレミア
  • 経済プレミア
  • 医療プレミア
  • トクトクプレミア

詩の橋を渡って

  • 数多の声を織り込んで=和合亮一(詩人)

     ◇7月唄うたってる声が聴こえてきましたよ。潰れた家の下から。助けを求めていたんではなかろうかなと思いました。 津波の被害の大きかった福島県いわき市平豊間の海辺…

  • 時空を行き来する言葉=和合亮一(詩人)

     ◇6月くりかえされるぼくがくりかえし夜に迷いつづける死んだ未来にまがり角で出会うはたしてこれは何千年も前に壊れた星のささやきなのか 五〇歳を過ぎて詩や文章を日…

  • 雑踏の影 見つめる視線=和合亮一(詩人)

     ◇5月普通の人々はそうでない人々にひけめを感じさせないように心を砕いているそれが偽善であることにも薄々気づいている こつこつと走るその人の背中があるから、それ…

  • <軋り>を耳にしながら=和合亮一(詩人)

     ◇4月幾重にもうねる鉄の河が流れていてぎっしりと貨車と客車とが休んでいる夜中に冷たい空気を吸おうとして窓を細くあけると長い鉄の軋りが聴こえてくる 三十代と四十…

  • 祈るように生まれる言葉=和合亮一(詩人)

     ◇3月暗がりの心に小さな火を燈す 言葉を自分の手で記さねばならない 今年も震災で亡くなられた方々に祈りを捧(ささ)げるために、福島市の安洞院にて慰霊祭が行われ…

  • 問いかける眼の先に=和合亮一(詩人)

     ◇2月 地を埋めようとするものの中に 静かに一つの眼が浮かび出るだろう 眼はささやくだろう--私は石そして私は確実な死 と 春の気配がする。なだらかに整地され…

  • 距離を無化する心=和合亮一(詩人)

     ◇1月 靴音だけが会話をする、そういう台風の目のような、時差と重力を薄くしたところ、そんなところにいるのだ。だからわたしは時計をなくした、過去の、未来の幽霊で…

  • この1年「災」の隣で=和合亮一(詩人)

     ◇12月管啓次郎『数と夕方』(左右社)池井昌樹『未知』(思潮社)大木潤子『私の知らない歌』(同)田中庸介『モン・サン・ミシェルに行きたいな』(同)及川俊哉『え…

  • 手書きで追う迷宮感覚=和合亮一(詩人)

     ◇11月猿を一匹、私の家に連れてきて、私の代わりに、私の人生を過ごして貰うことにする。結局、猿は、ある日、私に代わったまま、かけがえのない生涯を終えて、大往生…

  • 「買えるもの」の対極に=和合亮一(詩人)

     ◇10月買わないだろうヒトは雪を買わないだろうゆらゆらゆらゆらと降りてきた 書斎の机に読み終えた本が重なる。今月は特に家族や友人の死をきっかけに書かれている詩…

連載

広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 飛び降りようとした女子中学生、引き留めた男性に感謝状 福岡・宗像

  2. 高校野球 星稜・林監督「奥川、末恐ろしい。こんな選手には一生めぐり合わない」

  3. 感謝状 橋に人影「もしや」説得し自殺防ぐ 女性を表彰 

  4. 女性タレントがサーファー救助のお手柄 警察が感謝状 千葉・一宮海岸

  5. 投資家の滝本哲史さん死去 47歳 京大客員准教授 「僕は君たちに武器を配りたい」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです