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中村文則の書斎のつぶやき

芥川賞受賞作家、中村文則さんのコラム。いろいろな場所の「書斎」から、いろいろなことを「呟(つぶや)き」ます。

  • 差別扇動、危険な言論

     僕が大学生だった頃、「なぜ人を殺してはならないのか」という問いが社会を騒がせたことがあった。1997年の神戸児童殺傷事件の後、少年たちによる模倣犯罪が続いた社…

    (2018年12月01日 10:44)

  • 外国人差別、なくすには

     深夜のコンビニでレジに向かった時、会計していた男性が急に怒鳴った。「お前さ、ちゃんとポイント入れた?」 レジのカウンターでは、外国人と思われる、褐色の肌の男性…

    (2018年11月03日 10:29)

  • おごれる人、久しからず

     平家物語に、盛者必衰、おごれる人も久しからず、と有名な言及がある。栄えた者も必ず衰えるのだし、地位や財力に思い上がっている人間は、いつか終わる。 日本の感覚の…

    (2018年10月06日 12:13)

  • 「現実否認」の危うさ

     「差別発言を封じ込めることは、言論の自由を奪うこと」などの言及を見て、驚く。かなり有名な人までこれと似た文脈で物事を語っていたりもするから、どうも深刻である。…

    (2018年09月01日 12:16)

  • 死の厳粛さ踏み越えた日

     一枚の写真がある。教祖を含むオウム真理教の7人が死刑になった前日、法務大臣が親指を立て、笑顔で「グー」ポーズで写っている写真である。 僕は元々死刑制度に反対だ…

    (2018年08月04日 11:43)

  • 「賭け」の善しあし

     サッカーワールドカップ。スポーツには国民性が出るとも言われるが、どうだろうか。 日本対ポーランド戦のあのボール回しの場面は、もう「なかったこと」になりつつある…

    (2018年07月07日 10:46)

  • 食い違う答弁に説明を

     今の日本は、こういう国になっている。 (1)何か問題が起きた時、過去の記録を調べようとすれば、その記録は破棄・改ざんされている可能性がある。 (2)法案を作成…

    (2018年06月02日 12:23)

  • 日本は今、緊急事態だ

     日本の政治から、恥の文化は失われたのかもしれない。 恥には周囲の目を気にする概念と、自分で自分を見つめた時にどう思うか、の概念があるが、今の政治には二つともな…

    (2018年05月05日 12:43)

  • 自民、このままでいいのか

     森友学園に関して、首相夫人も証人喚問すべきだ、という声をかなり聞く。必要だと思うが、僕が一番疑問なのは、なぜ首相夫人は、そもそも記者会見すらしないのだろうとい…

    (2018年04月07日 11:11)

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