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定型の窓から

俳人・片山由美子さんによるエッセーです。

  • ドラマを帯びて 虹=片山由美子

     ◇虹立ちて忽ち君の在る如し 高浜虚子 ◇虹二重二重のまぶた妻も持つ 有馬朗人 先週は、遅れていた地域でもようやく梅雨が明けたとのこと。この一カ月余り、どこへ行…

  • 「おくのほそ道」の旅=片山由美子

     ◇木啄も庵はやぶらず夏木立 芭蕉 ◇五月雨をあつめて早し最上川 芭蕉 先日、芭蕉の「おくのほそ道」ゆかりの地である黒羽を訪れた。 現在は栃木県大田原市になって…

  • 漢文から和語の詩へ=片山由美子

     ◇芭蕉野分して盥に雨を聞夜哉 芭蕉 ◇日本語をはなれし蝶のハヒフヘホ 加藤楸邨 令和となって早くも一カ月が過ぎた。すっかり定着しているように感じるのは、ひと月…

  • 端午の成り立ち=片山由美子

     ◇海原のごとく山ある端午かな 甲斐由起子 ◇夕空や切先のぞく軒菖蒲 草間時彦 短大で俳句の講座を持っていた頃、学生たちに季節の行事や風習をどの程度生活に取り入…

  • 巡りくる桜の季節=片山由美子

     ◇まだ固き教科書めくる桜かな 黒澤麻生子 ◇さまざまの事おもひ出す桜かな 芭蕉 地球温暖化が、動植物の生態系に影響をおよぼしていることが指摘されて久しい。 こ…

  • 北の浜辺に思い馳せ=片山由美子

     ◇雁風呂に海のつづきの波がたつ 澁谷道 ◇雁供養砂の埋れ木焚き添へぬ 新谷ひろし 季語には、各地に残る伝説や風習に由来するものがあって、なかなか興味深い。春の…

  • 春の時候に寄せる心=片山由美子

     ◇美しき奈良の菓子より春兆す 殿村菟絲子 ◇人影のなけれど園の春めける 清崎敏郎 「宵のうちは雨が降るでしょう」などという表現が天気予報から消えて久しい。 調…

  • 時代の心、伝える言葉=片山由美子

     ◇寸分の隙間うかがふ隙間風 富安風生 ◇埋火の一語大事に育てけり 西嶋あさ子 先日、中学校で俳句の特別授業をする機会があった。毎週、句会形式で授業を進めている…

  • 彩りに心を委ねて=片山由美子

     ◇山茶花は白一色ぞ銀閣寺 小沢碧童 ◇茶の花や母の形見を着ず捨てず 大石悦子 今日は立冬。住宅地を歩いていると、生垣の山茶花(さざんか)が目につく。つい先日ま…

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