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科学の名の下に・旧優生保護法を問う

旧厚生省の公衆衛生局長が1973年、旧優生保護法が強制不妊手術を行う根拠を事実上否定していた。70~80年代に同省精神衛生課にいた複数の医系技官(精神科医)やキャリア官僚たちが当時を振り返った。

  • /5止 中絶胎児を「研究解剖」

     岐阜大付属病院で1984年、旧優生保護法に基づき中絶した女性の胎児を研究目的で解剖し、脳の検査をしていたことが同年、日本精神神経学会で告発された。女性は出産を…

  • /4 不作為の歴史省みず

     「ずっと重荷を背負っている感覚だった。優生学には絶対戻らないとの共通認識があったが、恩師や先輩の過去は問えなかった」。日本健康学会の理事(67)がため息をつく…

  • /3 産科医主導で「選別」

     「当時は優生思想を反映した法律があり、産婦人科医は、法に基づき国や親の要望に応えた」。日本産婦人科医会の木下勝之会長(77)が振り返る。同会は、旧優生保護法が…

  • /2 見過ごした精神学会

     会員数1万7000人を誇る精神医学の分野で国内最大の学術団体、日本精神神経学会の幹部(75)が後悔を口にした。「障害者の処遇改善に取り組んできたつもりだが、優…

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