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築地閉場

「日本の台所」と呼ばれてきた築地市場(東京都中央区)が来月6日、豊洲市場(江東区)への移転に伴って閉場する。83年の歴史が詰まった魚河岸の風景を記憶にとどめたい。

  • あと11日 竜の背から、注ぐ光

     大きくカーブする「水産物部本館」の建物に平行して弧を描く長い三角屋根。支える鉄骨は、竜の背骨のように見える。その下に扇形に店が並ぶ仲卸売場の通路を、天窓から差…

    (2018年09月25日 15:01)

  • あと14日 歴史の重み、つややかに

     光を反射する廊下が緩やかな弧を描き、アーチ状の柱が美しく連なる。市場を持つ東京都の事務所が入る「水産物部本館」。木の窓枠や黄銅のドアノブは歴史を感じさせ、映画…

    (2018年09月22日 15:05)

  • あと15日 帳場台から「まいどっ」

     「まいどっ」。仲卸の店先で、帳場歴41年の鷲澤知三江(わしざわちさえ)さん(69)が客に声をかける。サンマ8本、赤貝6個……。客の注文を受ける売り子から魚の種…

    (2018年09月21日 15:06)

  • あと16日 別れがくるその日まで

     締まった気仙沼産のメカジキに包丁を当てる。「脂の乗りがよければ刃先もすーっと入ってく」と仲卸の谷口祐二さん(54)。淡いピンクの身が現れた。 元は下町のすし職…

    (2018年09月20日 15:02)

  • あと17日 2日がかり、溶けぬ誇り

     機械でつり上げられた鉄の型枠が傾くと、ゴトリと音を立てて氷の柱が滑り出した。1本150キロ。Tシャツ姿の男が氷ばさみで引っ張る。額の汗が光る。 魚を冷やす氷は…

    (2018年09月19日 15:09)

  • あと18日 石畳の哀愁、パリの趣

     薄暗い水産仲卸売場の石畳の上を、魚を積んだ木製の台車がゴトゴトと走っていく。敷き詰められているのは「ピンコロ石」と呼ばれる角型に切った御影(みかげ)石。魚の脂…

    (2018年09月18日 15:01)

  • あと21日 値打ち見極める

     競りを待つ冷凍マグロの腹に尾の輪切りが載っていた。断面は赤いグレープフルーツを思わせる。仲卸が身を少しかき出しては懐中電灯で照らし、目を凝らす。値打ちを見極め…

    (2018年09月15日 15:06)

  • 世界から「華」集う

     午前5時半。ひんやりとした水産卸売場に冷凍マグロの競りの始まりを告げる鐘が響いた。 「ピンピン(1100円)、ピンニ(1200円)……」。台に立つ競り人が全身…

    (2018年09月14日 13:02)

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