海外の映像学校で初めて夢追う＝映画監督・豪田トモさん

　◇豪田（ごうだ）トモさん　家族や命をテーマに映像作りをしています。その理由は、長い間、親との葛藤があったからです。僕は両親と四つ年下の弟の４人家族で、弟は生ま…

「笑われる」から「笑わせる」に＝落語家・桂花団治さん

　◇落語家・桂花団治（かつら・はなだんじ）さん　３歳で母親と死別し、小学校時代は吃音（きつおん）や人前で緊張する赤面症に苦しみました。人一倍物覚えが悪く、運動も…

極貧から救ってくれた先生＝鉛筆画家・木下晋さん

　◇木下晋（きのした・すすむ）さん　終戦２年後、富山に生まれた私は食うや食わずの極貧家庭に育ち、５歳のころ、二つ違いの弟が餓死しました。父はとび職で留守が多く、…

テニスあきらめ東大挑戦＝俳優・岡田龍太郎さん

　◇岡田龍太郎（おかだ・りゅうたろう）さん　僕ね、落ちこぼれだったんです。親元を離れて中学から北海道の中高一貫の男子校に入ったんですが、テストの成績はいつも下か…

創造性培った中高の寮生活＝シンガー・ソングライター兼小説家　黒木渚さん

　◇黒木渚（くろき・なぎさ）さん　中学・高校は中高一貫の私立進学校でした。親元を離れて６年間、寮生活を送りました。テレビや漫画は禁止。流行曲を聴くのも許可されま…

特別編　今につながる好奇心＝１０日にノーベル化学賞を受賞・吉野彰さん

　今回の「学校とわたし」は特別編です。今年のノーベル化学賞に決まった吉野彰さん（７１）。携帯電話やパソコンなどで充電して繰り返し使えるリチウムイオン電池を開発し…

特別編　子どもに伝えたいのは、35歳をどう迎えるか＝ノーベル化学賞・吉野彰さん

　ノーベル賞受賞者はどんな子ども時代を送っていたのか。今年のノーベル化学賞に決まった吉野彰さん（71）が、12月10日のスウェーデンでの授賞式を前に毎日新聞の取…

ありのままの言葉で伝える＝フォトジャーナリスト・安田菜津紀さん

　◇安田菜津紀（やすだ・なつき）さん　高校２年の夏、国際協力ＮＧＯ「国境なき子どもたち」（東京、ＫｎＫ）のプログラムに参加し、カンボジアで人身売買の被害に遭った…

のびのびプレー、先生に感謝＝プロ野球・広島　元投手・永川勝浩さん

　◇プロ野球・広島　元投手・永川勝浩（ながかわ・かつひろ）さん　９月２３日に引退試合を行い、今季限りで１７年間のプロ生活を終えました。地元の広島で納得するまでや…