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「節電の夏」を賢く過ごす 家庭の電力消費抑えるコツは?
2022/6/26 09:30 1278文字「節電の夏」が迫ってきた。電力需給逼迫(ひっぱく)を受け、政府は家庭や企業に対して「生活や経済活動に支障がない範囲で、できる限りの節電」を要請する。期間は7月1日から3カ月間。各家庭では具体的に何をすればいいのだろうか。生活情報サイト「All About」で節約方法を発信している家事アドバイザー、
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首脳会談、「中国抑止」の姿勢鮮明 正念場迎えた日米同盟
2022/5/23 21:40深掘り 3618文字岸田文雄首相とバイデン米大統領は23日の首脳会談で、軍事・経済両面で台頭する中国に対抗する姿勢を打ち出した。米国はインド太平洋地域への関与強化を目指し、日本も貢献する考えだが、ロシアのウクライナ侵攻への対応も求められる中、日米同盟は正念場を迎えている。 ◇IPEF巡る日米の思惑 「ともに自由で開か
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米新経済圏構想 鶴岡公二氏「日米で経済連携強化の枠組みを」
2022/5/20 06:30 1510文字米バイデン大統領は訪日中に米国主導のインド太平洋地域の新たな経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」の発足を宣言するとされている。具体的な内容は判然としないが、IPEFが輸入品にかかる関税を撤廃する環太平洋パートナーシップ協定(TPP)のように、他国が米国市場に参入しやすくなる自由貿易協定
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「経済安保」新時代 政府や企業には何が必要か 有識者に聞く
2022/5/11 21:38深掘り 3006文字国家安全保障のため政府が企業活動を規制する経済安保推進法が11日、成立した。米中対立やロシアのウクライナ侵攻など激変する国際情勢を背景に、企業は「経済安保リスク」と向き合う時代になる。政府や企業にはこれから何が求められるのか。 ◇国際情勢の変化に対応した法制度 新型コロナウイルス感染が本格化した直
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脱「中国・ロシア依存」なるか 経済安保法、リスク管理との均衡課題
2022/5/11 21:21深掘り 2802文字経済安保推進法が11日、参院本会議で可決、成立し、国家安全保障を目的に政府が民間のビジネスを規制する仕組みが整った。法律の狙いは米欧諸国と対立を深める中国などへの経済的依存からの脱却だ。激動する国際情勢に対応した取り組みだが、リスク管理と自由な経済活動のバランスをどう取るのかが今後の課題になる。
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ロシア産石炭禁輸 各社調達先変更へ 資源小国ニッポンの正念場
2022/4/11 20:57 1717文字岸田文雄首相がロシア産石炭の輸入を段階的に廃止すると表明したことを受け、企業が「脱ロシア」に動き出した。ただ、調達先を他国に変更する動きは世界中で発生中。全面的な切り替えは容易ではなく、調達が滞ればさらなる電気料金の値上げも避けられない。ロシア産石炭とどう決別するか。企業が正念場を迎えている。 ◇
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岸田首相も米軍に憤慨 広がるオミクロン株、地位協定という穴
2022/1/5 19:53深掘り 2393文字米軍基地が集中する沖縄県で新型コロナウイルスの感染が急拡大している。感染力の強い変異株「オミクロン株」が基地を経由して市中に広がった可能性が高く、5日の県内の新規感染者数は昨夏の緊急事態宣言中以来となる600人台となった。同じく基地がある山口県でも感染者が急増しており、日本の水際対策が米軍に適用で
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河村建夫氏の長男、比例落選の背景 擁立反発した山口県連との確執
2021/11/4 19:45 1337文字10月31日に投開票された衆院選で、河村建夫元官房長官(78)の長男建一氏(45)が比例代表北関東ブロックで落選した。山口3区の自民党公認争いの末に引退した父に代わって国政を目指したが、当初予定した中国ブロックでの出馬が公示直前で覆り、無縁の土地での選挙戦を余儀なくされた。背景には擁立を巡る党県連
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岸田首相初陣 問われる「衆院選の顔」 参院2補選・告示
2021/10/7 21:16深掘り 2248文字岸田文雄首相の「初陣」となる参院静岡選挙区と山口選挙区の両補選が告示された。衆院選が目前に迫る異例の日程で、自民党は2議席確保を目指す一方、野党は共闘が成立せず不安を抱える。与野党ともに衆院選を強く意識しながらの選挙戦に突入した。 「選挙を通じて岸田に任せるか、ご判断いただく。ぜひ任せられるという
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「命懸けの戦い」自民大物同士の対決? 思惑交錯の衆院山口3区
2021/6/20 18:27 1236文字通常国会が閉会し、9月の衆院解散をにらんだ選挙準備が各地で加速する中、山口3区(宇部市など)では、くら替えが取り沙汰される自民党岸田派の林芳正元文部科学相(60)=参院山口選挙区=と、3区で当選10回を重ねてきた二階派の河村建夫元官房長官(78)の両陣営の攻防が激しさを増している。大物同士による直
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飲食店保護はいのち守ること 獺祭「批判覚悟」の意見広告に賛同の声
2021/6/6 19:49 1206文字飲食店を守ることも日本の「いのち」を守ることにつながります――。海外でも人気の日本酒「獺祭(だっさい)」の蔵元、旭酒造(山口県岩国市)が日本経済新聞の1ページを使い、新型コロナウイルスの影響で深刻な打撃を受けている飲食業界の窮状を訴えた意見広告が反響を呼んでいる。「批判覚悟」で広告を出した桜井一宏
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再生エネ普及阻む景観破壊 実現不透明な風力 行き詰まる太陽光
2021/3/4 21:30深掘り 3669文字東京電力福島第1原発事故による負のイメージを拭う「再エネトップランナー」として、自然エネルギーの普及を掲げる福島県。洋上のみならず山間部でも風力発電計画があるが、景観を損ねるとの反対の声もあり、実現の可否は不透明だ。これに対し、同じ「再エネ」の太陽光発電は整備が進んできたが、ソーラーパネルの設置場
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福島の未来占う世界初「浮体式」洋上風力発電、震災10年で全撤退
2021/3/4 16:21深掘り 1082文字「ふくしま未来」。そう名付けられた巨大な風車が福島県楢葉町沖約20キロの太平洋上で報道陣に公開されたのは、東日本大震災から2年半後の2013年10月。国などが導入を進める「世界初の『浮体式』洋上風力発電設備」の1基目だ。その名の通り、東京電力福島第1原発事故に遭った同県にとり、風力発電という自然エ
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