メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

イタリア・オペラの楽しみ

「ヴェルディの声」ってなに? そのウソとホント

 2013年はジュゼッペ・ヴェルディの生誕200年に当たる“ヴェルディ・イヤー”だった。ミラノ・スカラ座やトリノ王立歌劇場の来日公演のほか、新国立劇場などでもヴェルディ作品の記念すべき上演が相次いだが、オペラのシーズンとしては13年秋から継続している14年になっても、この状況は当面変わりそうにない。年初からMETライブビューイングの「ファルスタッフ」や東京二期会の「ドン・カルロ」、5月にはリッカルド・ムーティ率いるローマ歌劇場が「ナブッコ」と「シモン・ボッカネグラ」を引っ提げて来日するなど、しばらくはお祭り騒ぎが続きそうである。

 しかし、古手のオペラファンのコメントは辛口になることが多い。いわく、「昔のような立派なヴェルディ歌手は、今はいなくなってしまった」−−。ここで言う「立派な歌手」とは、“オペラ黄金時代”と呼ばれることが多い1950〜60年代に活躍した、たとえばテノールのマリオ・デル・モナコやジュゼッペ・ディ・ステファノ、バリトンのティート・ゴッビやエットーレ・バスティアニーニ、ソプラノのレナータ・テバルディら、か…

この記事は有料記事です。

残り2053文字(全文2520文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. なぜ首相は「痛感」した責任を取らない? 安倍流処世術、軽さの原点

  2. どこへGo Toすれば… 外出配慮?旅行? 都民惑わす政策のちぐはぐ

  3. 「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」 ツイートが大反響を呼んだ三つの視点

  4. 園児20人、保育士2人感染 東京・文京区の保育園 22日まで臨時休園

  5. 冷たい濁流に体力奪われ、姉らと抱き合い5時間…力尽く 熊本・芦北の酒井さん

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです