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音楽徒然草

マゼール 音楽にささげた84年の生涯

 1月20日に胃がんのため80歳で永遠の眠りについたクラウディオ・アバド氏に続き、巨匠がまたひとり逝ってしまった。ロリン・マゼール氏だ。肺炎の合併症で米バージニア州の自宅で息を引き取ったという。音楽にささげた84年の生涯だった。

 日本にもファンの多い大指揮者だった。一昨年秋にはNHK交響楽団と初共演。NHK音楽祭(NHKホール)ではベートーヴェンの序曲「レオノーレ」第3番やチャイコフスキーの交響曲第4番といったプログラムでN響から素晴らしい音を引き出し魅了した。そういえば、カラヤンの後のベルリン・フィルの首席指揮者を争ったのがアバド氏。今ごろ、天国でどんな会話を交わしているか。

 数え切れないほどの業績を残した。とりわけ、音楽監督を務めていたニューヨーク・フィルを率いて2008年に行った北朝鮮・平壌公演は特筆される。親日家としても知られ、1995年には阪神大震災の被災者のためピッツバーグ交響楽団と来日して神戸市で慈善コンサートを開催。かつて「田崎真珠」のCMに出演したこともある。

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