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トピックス2015

クラシックこの1年 音楽祭に成果

二期会「ダナエの愛」=林喜代種撮影

 新年早々、イスラム教への風刺画を掲載したフランスの週刊紙が襲撃された。1月末からフランス・ナントで開かれた大規模な音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)」ではテロを警戒して軍隊が会場を囲み、聴衆のパスポートもチェックされた。そのフランスで11月には同時多発テロが勃発しコンサート会場が襲撃された。それでも来年1月のナントの音楽祭は開かれる予定という。音楽祭を開き、そこに参加することが、いまやテロに抵抗する意味を持つ。今年は、ひとつの場所で多くの人が顔を合わせることが、テロへの抵抗と、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)への過剰依存からの離脱の二つの象徴として新たに位置づけられた。

 事実、<人と人が顔を合わせる>音楽祭の成果が今年は目立った。ナントのプログラムを東京に持ち込んだ「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン音楽祭」も活況を呈し、熱演、名演が相次いだ。とりわけぺヌティエ(ピアノ)によるシューマン、リストの深い表現は忘れがたい。いかに現場で演奏を聴くことが重要か再認識させたとも言えよう。“ラ・フォル・ジュルネ”は金沢など各地でもそれぞれプログラムを変え集客に成功した。

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