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イタリア・オペラの楽しみ

ヴェルディの初期のマイナー・オペラはすばらしい!

ジョヴァンナ・ダルコ役のアンナ・ネトレプコ=写真提供・スカラ座

香原斗志

スカラ座の「ジョヴァンナ・ダルコ」を見て

 世界の歌劇場で自作が最も多く上演されている作曲家はジュゼッペ・ヴェルディだけれど、実は、50年以上におよんだ創作期間に書いた27のオペラのうち、17作目の《リゴレット》より前の作品は、さほど上演されるわけではない。3作目の出世作《ナブッコ》や10作目の《マクベス》は例外だが、たとえば1845年2月に初演された《ジョヴァンナ・ダルコ》(仏語でジャンヌ・ダルク)などは、滅多に上演されない。なにしろ、初演したミラノのスカラ座でさえ1865年を最後に一度も上演していなかったのである。

 いま、「いなかった」と過去形で書いたのは、それがやっと上演されたからだ。スカラ座では毎年、守護聖人…

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