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オペラ「夕鶴」でヒロイン 魂に届く歌、歌いたい

「私は不器用だけど、人の倍努力をすればいいと思ってこれまで続けてきました」と語る佐藤しのぶ=梅田麻衣子撮影

 「魂に届く歌を歌いたい。それがオペラの本質だから」。3月に大阪・フェスティバルホールで上演されるオペラ「夕鶴」で、主役の「つう」を歌う佐藤しのぶは決意を込めてそう語る。第一線を走り続けるプリマドンナはデビューから30年を経てもなお、オペラへの変わらぬ情熱を持ち続けている。

 「夕鶴」は民話「鶴の恩返し」を題材にした木下順二の戯曲に、團伊玖磨(いくま)が音楽をつけてオペラにした。1952年に大阪で初演されて以来、上演回数は800回を超える。佐藤は2014年の全国公演で初めてつうを歌い、今回は再演となる。

 文化庁のオペラ研修所にいた23歳のころ、所長の團から直接「夕鶴」の指導を受けた。つうが夫の与ひょうに「まあ、あんた」と言って登場する場面。團の説明では、「まあ」は宇宙に生命が誕生するイメージで歌い出す。そこから高音に駆け上がっていくメロディーは羽ばたく鳥の象徴。そして優しく「あんた」と歌うと、鳥が女性に変わるのだという。「『まあ、あんた』にそれだけの意味があるのかと思うと体が震えて歌えなくなりま…

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