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ストーリー

脳腫瘍の16歳、作曲支えに(その2止) 僕がいる意味って

放射線治療で入院中の手帳で「make a wish(願い事をする)」と書かれたページの冒頭に、「自分の作った曲をなにかに役立てたい」とつづった=横浜市内で、宇多川はるか撮影

 <1面からつづく>

 ◆自問続け「誰かの役に立ちたい」

 加藤旭(あさひ)さん(16)=神奈川県鎌倉市=が頭痛を訴え出したのは2013年10月初旬、部活動のバドミントンに励む中学2年の秋だった。家族は初め、「ぜんそくのせいかな」と考えた。その持病は、低気圧の影響で発作が起きやすくなるとされ、台風の季節になると、調子を崩すことが多かったからだ。

 しかし、痛みはやがて勉強を妨げるほど強くなり、ある日、授業中に耐えられなくなった。「病院へ行く」。旭さんは母希(のぞみ)さん(43)に携帯メールで伝え、自宅近くの脳神経外科を受診した。磁気共鳴画像化装置(MRI)で、はっきりと脳腫瘍が確認された。

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