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まいにちクラシック

シンフォニー・オブ・ザ・エア入京 1955年4~5月の紙面から

1955(昭和30)年4月23日朝刊社会面

 1955年5月のNBCトスカニーニ交響楽団「シンフォニー・オブ・ザ・エア」来日。公演の様子をお届けする前に、来日前の記事をもう少しご紹介させてください。

<1955(昭和30)年4月23日朝刊社会面>

 【ニューヨーク二十一日関口特派員発】二十八日の出発を前にして「シンフォニー・オブ・ザ・エア」のメンバーは最後の準備にいそがしい。十九日から一週間ブッとおしで最後のリハーサル、その合間には会話の要領も少しは覚えたいし、おみやげの構想も練りたいし……というわけで彼らにとって一日一日は全く矢のように過ぎてゆく。しかしこのいそがしい毎日も彼らには実に楽しい毎日なのである。それは楽団の日本公演が発表されて以来、日本から舞い込んできた手紙を通じ日本の音楽ファンがどんな気持ちで待っていてくれるかを彼らはしみじみと知ったからでもある。そのうちから取りわけ彼らの心を打ったという矢ノ上恵子さん(二〇)=奈良県郡山市=の手紙を紹介しよう。

 「毎日新聞の紙上でシンフォニー・オブ・ザ・エア来日の記事を読んだときは夢をみているような気持ちでした。胸の中がうれしさで一ぱいです。いま日本はサクラの花盛りですが皆さんのいらっしゃる五月もまた一年中で一番よい月です」

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