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アンコール

ポリーニ ピアノ・リサイタル 美しく歳を重ねる=評・大木正純

 ポリーニのソロ・リサイタル最終日(4月21日、東京・サントリーホール)。前半にショパンの小品あれこれ、後半がドビュッシーの「前奏曲集第2巻」全曲というプログラムで、満場の聴衆を魅了した。

 ほぼ半世紀の間、ピアノ界の最前線を歩みつつ、おそらく十数年前には大きな変貌を遂げて世間を驚かせたポリーニも、いまや心静かな日々のうちに、その音楽にいちだんと老熟の味わいを加味しつつあるように思われる。かみそりのような切れ味やぴりぴりした完璧性は、もう遠い昔の話。冒頭に弾かれたショパン「前奏曲」作品45には枯れた冬景色の寂しさが漂い、確たる構築性を放棄した「幻想ポロネーズ」は、さながらファンタジーのごとく、にじんだ色模様を広げる。二つのノ…

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