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イタリア・オペラの楽しみ

あっという間にオペラを書き上げたドニゼッティの いい加減ではない技とこだわり

香原斗志

 生まじめな人が好まないオペラ作曲家の代表格といえば、ロッシーニとドニゼッティだろう。前者は新作をつくるときに、上演ずみの作品の楽曲をたびたび転用したうえ、レチタティーヴォ・セッコ(チェンバロやフォルテピアノなど簡単な通奏低音の伴奏によるレチタティーヴォ)や、場合によっては一部のアリアまでを、第三者に作曲させたから。そして後者は、流れ作業のように機械的にオペラを粗製乱造したから、というわけだ。

 しかし、ロッシーニについては、彼が書く音楽が良い意味で抽象的で、特定のリブレット(台本)から切り離…

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