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早野龍五さん=「才能教育研究会」会長の東大教授

早野龍五さん

 「まさかこんな人生が待っていようとは思ってもみなかった」。バイオリン、ピアノ、チェロ、フルートを通じた早期教育「スズキ・メソード」で知られる公益社団法人「才能教育研究会」の5代目会長に就任したのは8月下旬。東京電力福島第1原発事故の後、活発な情報発信で注目されてきた物理学者は、意外な一面によって音楽界の耳目も集めている。

 幼いころ長野県松本市へ。4歳からバイオリンを習い、鈴木鎮一(しんいち)氏(1898〜1998年)に師事した。「外国からお客さんが来ると、よく模範演奏をさせられた」。高校に入って物理が好きになり、東大で素粒子の研究に没頭。2008年に「反物質」の独創的研究で仁科記念賞を受賞した。

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