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イタリア・オペラの楽しみ

水と油のようなロッシーニとベートーヴェンが影響を受け合っていた?

香原斗志

 ジョアキーノ・ロッシーニ(1792~1868年)がイタリアで書いた最後のオペラであり、オペラ・セリアの最高峰と評されながら、日本では上演機会がほとんどなかった「セミラーミデ」が、神奈川県の藤沢市民オペラの公演として演奏会形式で上演された(2016年10月30日、藤沢市民会館)。ロッシーニ・ルネサンスを先導してきた指揮者で研究者のアルベルト・ゼッダ(1928年~)の薫陶を受けた芸術監督、園田隆一郎(1976年~)の指揮は、この作品の古典的な気品や気高さと、ロッシーニならではの快活なリズム感をうまくバランスさせ、知られざるロッシーニの魅力を聴き手にしっかりと伝えることができていた。

 歌手陣も万全とまでは言えないものの、よく健闘したと言っていいだろう。この作品が日本ばかりか世界でも…

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