メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

イタリア・オペラの楽しみ

「ベルカントの最高傑作」のはずなのに「ベルカント」からかけ離れてきた「ノルマ」

香原斗志

 昨年から今年にかけて、何かのノルマに追われているのかのように「ノルマ」の上演が続く。まず、昨年秋のプラハ国立歌劇場の引っ越し公演で、ディミトラ・テオドッシュウとエディタ・グルベローヴァが歌った。そして今年は、藤原歌劇団がマリエッラ・デヴィーアを招請して7月に上演する予定で、共同制作として10月には川崎とびわ湖でも上演され、さらには二期会も演奏会形式で上演するという。実は、2003年にも同じような状況がみられた。4月にグルベローヴァが演奏会形式で歌い、7月にはカターニアのベッリーニ劇場の引っ越し公演でテオドッシュウが、ラ・ヴォーチェ公演でフィオレンツァ・チェドリンスが歌ったのである。さては13年ぶりに、なにかのノルマが課されたか。

 このオペラは「ベルカントの最高傑作」と呼ばれるわりには、ふだんは上演機会に恵まれず、新国立劇場では…

この記事は有料記事です。

残り3521文字(全文3895文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. テレ朝報道番組「スーパーJチャンネル」でやらせ スーパーの客5人はディレクターの知人、関係者だった

  2. 独り暮らしの母犠牲「悔やみきれない」駆けつけた息子、手縫いの品見つめ 福島・本宮

  3. 「こんなこと想像も」停電、断水のタワマン疲れ果て 武蔵小杉ルポ

  4. 「声をかける暇もなかった」遺体発見 なぜ…悔やむ生存者 福島・本宮

  5. 神戸教諭いじめ 別の20代女性教員も「暴行受けけが」

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです