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Hallelujahは「針牢屋(はりろーや)」英語やラテン語、漢字で指導

早稲田大学グリークラブを指導する三ヶ尻さん。この日のテーマは子音。手作りの「F」のパネルを手に“伝わる発音”を伝授する=東京都新宿区で

ヘンデル研究家・三ヶ尻正さん 昼は社長、夜は“伝わる発音”伝授

 「Hallelujah」は「針牢屋(はりろーや)」、「battle」は「罵倒(ばとー)」、「Glory」は「具通(ぐどーり)」――。オペラや合唱の歌詞が観客にきちんと伝わるよう歌い手を指導するヘンデル研究家の三ヶ尻正さん(54)は、「子音」や「母音」と書かれたTシャツ姿で漢字や発音記号を大書したパネルを掲げ、日々、駆け回っている。「音楽的に小ぎれいにまとまっていても、発音がダメでは相手に伝わらない。印象的な漢字を使って“舞台発音”を覚えてもらいたい」と、“客席に伝わる外国語”を声楽家や合唱団に教えて歩く毎日だ。

 本業は米国の電動車両制御機器・表示器メーカーの日本法人社長。大学では英文学を専攻し、卒論はジョージ・オーウェル。1986年に就職後は「24時間戦えますか」を地でいくモーレツサラリーマンで、音楽は趣味としてたしなむ程度だった。94年に4年半の米国駐在から帰国後、仕事でハンコ、会議の連続にさらされ「自分が壊れそうになった」ことが、音楽に身を投じるきっかけになった。

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