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イタリア・オペラの楽しみ

ザルツブルク音楽祭で確認したベルカント「男女代表」フローレスとバルトリのいま

カーテンコールのフローレス (C) Salzburger Festspiele / Marco Borrelli

香原斗志

 主に1830年代以降、ロマン主義が台頭してから、イタリア・オペラの隆盛とともに発展した華麗な装飾をふくむニュアンスに富んだ歌唱「ベルカント」は徐々に流行遅れになった。そしてヴェルディがリードした時代、ヴェリズモの潮流をへて、忘れ去られた。ところが近年、歴史的な「ベルカント」に依拠した歌唱が不可欠なロッシーニの作品やバロック・オペラの上演が世界的に盛んである。いま世界の主要歌劇場の年間プログラムには必ずといっていいほど、長く上演されなかったこれらのオペラが組み込まれている。

 なぜ上演機会が増えたか。知られざる作品の研究が進み、その魅力が再確認されたことも、ロマン主義が台頭…

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