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音楽徒然草

映像と音楽のいい関係~プロコフィエフを聴いて

セルゲイ・プロコフィエフ

 俗に「いい夫婦の日」に当たった11月22日、NHK交響楽団の第1872回定期公演に足を運んだ。場所は東京・港区のサントリーホール。北オセチア出身の指揮者トゥガン・ソヒエフ(40)自身が「小さなプロコフィエフ・フェスティバル」と表現したユニークなコンサートを堪能した。

 セルゲイ・プロコフィエフと言えば、20世紀ロシア(旧ソ連)を代表する作曲家。ソフトバンクのCMでも使われたバレエ音楽「ロメオとジュリエット」(組曲2番)の「モンタギュー家とキャピュレット家」(1936年)や交響的物語「ピーターと狼(おおかみ)」(同年)などが有名だが、22日夜は組曲「キージェ中尉」、スキタイ組曲「アラとロリー」、そして交響曲第7番「青春」というプログラム。恥ずかしながら筆者にとってなじみの薄い3作品だったが、それだけに新鮮に聴けた。

 とりわけ「キージェ中尉」は現在のベラルーシ・フィルムの依頼でプロコフィエフが33年に手掛けた映画音楽だ。翌34年の公開に合わせて交響組曲に仕立てた。内容は18世紀末のロシア皇帝パーヴェル1世の逸話に基づいたもので、実在しないキージェ中尉を巡って繰り広げられる風刺色の強い作品でもある。

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