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新・コンサートを読む

藤原歌劇団による《道化師》 非日常を引き出す怒り=梅津時比古

=林喜代種撮影

 刺す!

 きらめく刃に一瞬、透明になった存在が映る。

 時代のせいか、怒(いか)ることが少なくなった。社会が複雑に過ぎる現代においては、人は怒ったとしてもさまざまな情報が入って怒りに徹しきれないのかもしれない。怒る理由になるはずの、自分にとっての真実というものが、あるのかないのかも分からない。

 藤原歌劇団が短いオペラ、マスネの《ナヴァラの娘》とレオンカヴァッロの《道化師》を2本立てで上演した(1月28日、東京文化会館)。

 共に1800年代作曲の、社会の重い事件を描くヴェリズモ様式。組み合わせるのにふさわしいが、前半の《…

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