メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

号外改憲勢力3分の2割り込む
加藤浩子の「街歩き、オペラ歩き」

王都にたたずむ優雅な劇場~マドリード、レアル(王立)劇場

レアル劇場外観

 不思議な劇場である。

 大都市の喧騒(けんそう)から切り離された閑静な広場の一角にたたずむ、瀟洒(しょうしゃ)な劇場。向かい合って建つ王宮の壮大さに比べたら、つつましいという表現が似合う規模だ。正面入り口を入ったところに広がる楕円(だえん)形のホワイエも、えんじ色の柱に囲まれた優雅な雰囲気ながら、手狭な感は否めない。吹き抜けになっているおかげで、なんとか空間が保たれている印象だ。階段の途中の踊り場や桟敷席を取り巻く廊下も、お世辞にもゆとりがあるとは言いがたい。

 だがその廊下をたどっていくと、いつの間にか宮殿のような空間へと迷い込む。劇場の紋章が縫いこまれた深…

この記事は有料記事です。

残り4685文字(全文4968文字)

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 政党要件という両刃の剣…なぜ「れいわ新選組」はテレビに映らないのか
  2. れいわ新選組の舩後氏が初当選 重度身体障害者の新人 特定枠1位
  3. れいわ山本代表「落選なら次は衆院選に」
  4. れいわで国会バリアフリー化求められる 重度障害・ALS患者の舩後氏初当選
  5. あなたの参院選 なぜ8時に当選確実が出るの? テレビ選挙報道の舞台裏

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです